投稿者:酒見
顔面神経麻痺には「はり・きゅう治療」が効果的と耳にされたことがある方も多いかと思います。
病院の治療ではステロイド薬を投与して改善するのに3か月、6か月ほどかかるといわれる場合でも、鍼灸、特に経絡治療ではより早くに症状を緩解させうることが多いです。
東洋はり医学会の治療では、全身に流れる「気血」というエネルギーのバランスを整える本治法という治療に加えて、首から肩周囲に現れる反応に適合した刺鍼を施すナソ治療を施すことによって、顔面神経麻痺の症状は快方に向かうでしょう。治療はソフトで心地よさを覚えるほどの刺激です。
ここからちょっぴり専門的な話ですが、私が治療した患者さんに、本治法、ナソ治療に加えて、補助療法の奇経治療を行いました。陽蹻脈には「顔面部の表情筋を栄養する」と病症にあり、麻痺側の「申脈」と「後溪」を選穴したところ、明らかな改善を患者様と共有することができました。患者様に喜んでいただけて、治療者としてもうれしい限りです。
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