令和6年4月21日 支部例会報告

2024年4月26日金曜日

報告者:船越


少し肌寒いなか
令和6年4月21日支部例会が行なわれました。
まずは点呼、綱領唱和、伝達事項から始まりました。今月は新たな聴講生の方が参加されました。
3分間スピーチは、船越が患者様が前向きな気持ちで治療を受ける、リラックスして受けられるよう術者も環境を整え、手技でもよりよい鍼灸治療をできるよう励みますというお話しをしました。

学術顧問の臨床雑話では本のご紹介をいただきました。日本におけるポリベーガル理論では、発達障害やトラウマ、脳と腸の関係など、カウンセリングと合わせ身体をさわる事が良いそうです。
過敏性腸症候群、自傷行為、コロナ後遺症など症例をあげ、奇経治療、接触鍼を使用した治療を具体的にお話しいただきました。

「わかりやすい経絡治療」講義は、第10章病因論・内因、第三病因です。内因では七情の乱れや偏りにより経絡の変動、気の流れの異常が起こり、それによる身体に起こる各症状の説明と、症例をあげて教えていただきました。
「七情は過不足なく、偏り過ぎぬよう。ひとつの感情に曝され過ぎぬよう」とあり、治療でも生活でも心に留めておきたい内容でした。

「経絡病症学」講義は手の太陰経筋より。腱鞘炎での反応点、刺鍼方向など詳しく教えていただきました。
また、経筋とは、「各経絡に滋養される筋群」と定義されるため、大体はその経絡と同じエリアに分布する、とあり狭窄証や坐骨神経痛での痛みや痺れへの奇経治療、ばね指への治療方法も、お話しくださいました。

休憩をはさみ、午後からは実技となります。
基本刺鍼では各班にわかれ、補法、瀉法では基本の瀉法、
虚性の邪に対する手法の枯・堅・塵、実邪に対する浮実・弦実のうち、各自修練したいものを行いました。
刺鍼前後での脈状や肌艶の違い、鍼の接触時の感じ方、抜鍼と蓋のスピードなど、積極的に意見交換しながら行えました。

取穴では(太白、大陵、豊隆、外関)を行い、小里では模擬患者役から、実際に施術を受け、良さを実感できた事や、手部と下肢での押手圧の感じ方の違いがある事、よりよい取穴位置を再確認できたなど、各班で学びがありました。

こうして書いていましても、思い返し、繰り返す事が少しずつ身になるのだなと、感じています。

来月もまた良き気が集まる支部例会にいたしましょう。


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