投稿者:奥田
3月の支部例会。
年間テーマである刺鍼技術を深めるでの実技1回目として、姿勢と呼吸について実習しました。
刺鍼技術の要は姿勢と呼吸にあると考えています。
日本文化は息の文化だとも言われていて、鍼灸術においても息は大事な要素です。
ふだんから深くてしかも静かな呼吸ができるよう完全呼吸法の練習を提案しました。
呼吸は自分の精神状態が今どうなっているかを教えてくれます。
常にチェックする習慣がつけば良いです。
人と人がいれば、呼吸や心臓の拍動は同調するようになります。
これは医学的にも証明されていることです。
ポリベーガルでは相互調整という言葉で表現されていました。
治療家と患者さんが一緒にいればこの同調は必ず起こっています。
ここで良い方に導いてゆければ良い治療ができるということです。
鍼をする前から、この同調は始まっていて治療が進むにつれて深まってゆきます。
このことを意識するだけでも大きな違いになると思います。
ここで大事なことは相手のことを慈しみを持って思うことだと考えます。
心身統一合気道では、これを気を出すと言っています。
以前本会でも呼吸の補瀉と言って鍼を刺すときに患者さんに息を吐くように命じて、そのタイミングで鍼を刺していました。
ここにも呼吸と気の同調についての秘訣があるように思います。
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