昔から春先はちょっとおかしい人が増えると言われています。
このタイトル文を見て、「おかしな人がここにも居るな」と考えられる方がいらっしゃるかもしれませんね。
以前なら、私も「スピ系じゃあるまいし、それは言い過ぎでは?」と考えると思います。
でも、実際のところ、鍼が効くか否かは刺す前に決まっているんです。 最近になって、ようやくそのことが理解できるようになりました。
これまで当会の先生方から、何度も何度も、
「立つ姿勢が大事」
「足裏、特に土踏まずの感覚を意識する」
「鍼を行う際の呼吸のリズムとイメージを意識する」
「臍下丹田を意識する」
「鍼は指で行わない。肩から行う」
「頭の天辺から吊るされるような感覚で、肩の力を抜く」
と教えていただいても、その意味が欠片も理解できませんでした。
ものすごく大切なことを教えていただいても、頭に入っていませんでした。まさに「馬の耳に念仏」です。
過去形で書いていますが、本質的な意味は現在もわかっていません。依然、姿勢は悪いですし、鍼を行う際は緊張して力んでいます。意識しようとすると余計に力が入ってしまう。そんな状態が続いています。
ただ、以前と異なるのは、「鍼を行う前段階」の重要性を意識するようになったことです。
鍼を行う前に、
「踵を上げ下げして、身体の力を抜くようにする」
「下半身を意識して、前屈みになり過ぎないようにする」
「自分がリラックスできる体勢を探す」
「呼吸を意識して、余分な身体の力が抜けるようにする」
といったことを意識しながら行うようになりました。
そうすると、
「自分が緊張した状態で鍼を行うと、患者さんの緊張状態は解けない」
「自分がリラックスした状態で鍼行うと、患者さんの緊張も緩み、楽な状態になられる」
といった変化がわずかにですが、感じることが出来るようになりました。
頭だけで考えてもわからない。何事も実践を通して体で理解していくしかないんですよね…
繰り返しになりますが、まだまだ身体はガチガチですし、余計な力も入りまくっています。
生来不器用ですから、先生方の様な鍼が出来るようになるには、一体いつになるのか想像もつきません。それでも、いつか「理想の手」に成れるように、諦めずに今後も一歩一歩進んでいこうと思います。
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