認知症予防のカギは筋肉!?

2026年3月21日土曜日


投稿∶嵯峨

 私達の身体の様々な器官の機能を調整しているホルモン。そのホルモンが筋肉からも分泌され ているって、皆さん知ってました? 
 先月、そのようなお話を聞く機会がありまして、私もその時に初めて知りました。 
 近年分かってきた事らしく、学生時代の教科書には、ホルモンを分泌する器官に筋肉は挙げられ ていませんでした。 その筋肉が収縮する事で分泌されるホルモン(生理機能活性物質)の総称をマイオカインと言っ て、脂質・糖の代謝調節や抗炎症・免疫調節作用、骨や血管、脳など、全身に作用していて、こ の脳に作用する効果というのが、「シナプス可塑性の向上と活性化」による「認知機能・うつの改 善」だそうです!
 筋力低下が全ての認知症の直接的原因では無いですが、でも筋力が低下すれば、このマイオカ インの分泌が減少して活性が低下し、認知症の発症・進行リスクが上がる事に繋がるそうなんで す。 
 そこで、推奨されているのが「スロートレーニング」というもので、動作をゆっくり行う運動です。
 ゆっくり行う事で筋肉内の内圧が高まり、血管や神経が圧迫され血流量が制限されて筋肉が低酸素状態になります。この状態が筋発達を誘発する刺激になるというものです。 
 少し前に加圧トレーニング、チューブトレーニングが流行りましたが、それと同じような効果になりますね。 軽い負荷でしっかりとした筋トレと同じ効果が得られます。 
 では、どのような運動が良いかと言うと、高齢者であれば「起立・着席運動」が病院や地域の運動教室でやられていて、椅子に座っている状態から4秒かけてゆっくり立ち上がって、同じく4秒かけ てゆっくり座る。という運動です。 テーブルやバーに手を置いても構いませんので、ぐらつかないように気を付けて下さいね。 
 40代〜60代でスクワットが出来る年齢であれば、スクワットを同様に4秒・4秒でゆっくり行なって 下さい。 この時の注意点として、膝が身体より前に出ないように気を付けて下さい。膝を痛めてしまいます ので、必ずやや前傾姿勢でお尻を後ろに突き出すような感じで行って下さいね。 回数は、高齢者は10回、スクワットが出来る方は20回を目標に、頻度は筋肉の修復速度から毎日行うよりも週に2〜3回が理想的だそうです。 
 運動が苦手な方も将来の為に、そして皆さんのご両親にも運動を促して、筋力低下から認知症につながらない為に、今からコツコツがんばりましょう!!

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