投稿者:奥田
私たち鍼灸師は日々出会う患者さんの何らかの苦痛を取り除くあるいは軽くしてあげる職業です。
私の好きな四字熟語で抜苦与楽と言うのがありますが、鍼灸師の仕事そのものを体現している大好きな言葉です。
この目標のために日々試行錯誤を繰り返し自己研鑽して学び続けることが鍼灸師として有り続けるためには必要なことだと思います。
治療に置いては患者さんと術者の間に良好な気の交流状態を築き自然治癒力を最大限に引き出すことが求められますが、そのためにはまず患者さんに安心と安全を実感していただくことが必要です。
ポリベーガル理論では、この安心と安全こそが癒やしそのものだと教えています。
その上で神経同調が生まれ、相互調整の中で癒やしが起こります。
人は肉体とこころ、そして魂の3層構造で生かされている存在です。
気の交流である神経同調も自ずとその深さの違いが存在します。
肉体のレベル、こころのレベルそして魂・スピリットのレベルと深まって行きます。
スピリットとはその人がその人らしく存在できる自分軸のようなものです。
WHOではスピリットを人と人とのつながりであると定義しています。
人が病に苛まれる時、私たちは本来の自分らしく生きれていないことを多かれ少なかれ自覚します。
私たちの仕事は心身の苦痛を取り除きスピリットの力を元の状態にして、その人本来の自分らしさで生きて行けるようにサポートすることが最終的な目標だと思っています。
そのような抜苦与楽を目指して日々精進して行きましょう。
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