投稿者:吉川
ウチの治療院のブログ用に助手さんが書いてくれたコメントです。
学生の立場で、閉じられたカーテンの外側で先生と患者の会話を聞いていて気付いたことがある。
例えば、しきりに膝痛を訴える患者で、学生の目線から見ても、もう少し痩せて筋力を付ければ膝の具合は改善するだろうになぁ・・・と思う方に、先生は「減量したら今より楽になるよ」とか「もう少し運動して筋力付けた方がええよ」とは決して言わない。まして、患者にああしろこうしろと指図するのを聞いた事がない。
先生に聞いてみたところ「本当に良くなりたい、変わりたいという意思がある人は、自分から何をどうしたら良いか聞いてくる。その時にこんな方法もあるで、って提案したらええねん。その気もないのに一方的に提案しても聞く耳を持てへんし、響けへん。」との事だった。
確かに、良くなるためにはこうするべき、こうあるべきだというのは、治療家のエゴなのかも知れない。人間は健康になるためだけに生きているのではない。今現在、患者が置かれている状況の中で最善を尽くすのが、治療家としての正しい在り方なのだと理解した。
患者様は大なり小なり体も心も傷ついておられます。
虚体の方には、そっと寄り添って、実体の方には少しブレーキをかけてあげる。
そんな距離感が大事だと思って患者様に向き合っています。
興味深い視点だったので、こちらにも挙げさせていただきました。あしからず。

0 件のコメント:
コメントを投稿